解放

私の死んだ猫のことをおもうと、どこまでも泣いてしまいそうなので、やめている。しかも私が泣くことは、猫のためでなく自分がかわいそうで自分が寂しくて苦しくて泣いていると思うから、そんな自分勝手な私を許してねと思い泣いてしまう。気持ち悪い。私は結局私のために泣いてしまう。本当に泣きたいくらい辛くて痛くて苦しかったのは猫なのに。私がもっと気をつかっていれば、と数え出せばきりがない。猫がいま苦しんでいなくて、まあまあ人生楽しかった、と思ってくれていることを祈る。ごめんね、ありがとう。

悲しいのでスピッツしか聴きたくないと思ってレンタルショップに行ったら在庫がなかった。しかたがないから中古で大森靖子を買って帰ってきた。